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HDLコレステロールはLDLコレステロールが運んだ末梢組織の細胞から余分なコレステロールを回収し、エステル型のコレステロールに転換し肝臓に運ぶ働きをします。運ばれたコレステロールは胆汁酸になるなどして再利用されます。その結果として動脈硬化を引き起こすのを防いでくれます。これがHLDコレステロールが善玉コレステロールと呼ばれる理由です。血液中に悪玉コレステロールが多いと動脈硬化にかかりやすく、善玉コレステロールが多いと動脈硬化になりにくい、というデータがありそれは明らかにされていることです。
一般的に運動は善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らすといわれています。運動により体重が減り善玉コレステロールが増えたという例はたくさんあります。特に効果的なのが有酸素運動です。有酸素運動は全身の血行を良くし、中性脂肪を分解し酵素の活性化を進め善玉コレステロールを増やします。また、スポーツクラブでの運動はとても効果的です。スポーツクラブでは体脂肪や内臓脂肪、筋力など様々なデータを取り、一人ひとりに適した運動を専門のインストラクターが指導してくれます。最近ではヨガやフラダンス、ピラテスなどあらゆる種類の運動を取り入れ、楽しみながら身体をつくっていけるような内容のスポーツクラブも増えています。汗を流し、ストレスを解消しながら身体の中の善玉コレステロールも増やしていきましょう。
植物の油や魚の脂肪には悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす機能を持つ不飽和脂肪酸が多く含まれています。リノール酸やDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの多価不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減らし動脈硬化の原因になる血栓がつくられるのを防いでくれる働きをします。リノール酸は摂取し過ぎると善玉コレステロールも減らしてしまうので注意を。一方、一価不飽和脂肪酸と呼ばれるオレイン酸などは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは減らさないという説があり、最近注目されています。しかし善玉コレステロールを増やすから、悪玉コレステロールを減らすから、といって一つのものだけに偏らず、バランスよく摂取することが大切です。
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