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低コレステロールとは、一般に総コレステロールが130mg/dl未満、トリグリセリドが40mg/dl未満、LDLコレステロールが80mg/dl未満の状態を低コレステロールといいます。低コレステロールの場合、高コレステロールほど問題にされていませんが、急激に低コレステロールになった場合などは、血液の脂質に何らかの異常があると考えられます。どこにその原因があるのか、しっかり調べてもらうことが必要です。コレステロールは細胞をつくったり、副腎皮質ホルモンや各種ホルモンの材料になる重要な働きをするもの。食品から入ってこなければ肝臓でつくられますが、その時に発生するのが活性酸素です。老化の原因ともいわれる活性酸素をつくらないためにも、コレステロールの役割を認識し、低コレステロールについても注意をしましょう。
低コレステロールは、脳出血の引き金になるといわれています。脳出血には脳内部の細小動脈が破裂して出血し、脳の中に血のかたまりができる脳内出血と、脳の表面を覆っている軟膜とその外側のくも膜の間で出血がおこるくも膜下出血があります。脳出血は出血が脳のどこで起こったか、それはどの程度かにより症状に差があり重症の場合は死にいたることもあります。また、顔面や手足の麻痺、言語障害や意識障害が後遺症として残るケースもあります。原因の多くは高血圧であるといわれています。高血圧の状態が続くと、張り詰めた細い血管は柔軟性が失われ、動脈硬化が進行します。動脈硬化が進行すると血管はもろくなり、破裂しやすくなるのです。また、低コレステロールの人も血管がもろくなりやすく、脳出血を引き起こしやすくなるので、注意が必要です。
健康な身体には低コレステロールでもなく、高コレステロールでもない、正常な値のコレステロールが必要です。そのためにはやはり、バランスの良い食事が大切です。その中でコレステロールの多い食品として卵があげられます。卵1個には200〜250mgのコレステロールが含まれる食品。おそれられるのも無理はありません、しかし、卵は貴重なタンパク源でありビタミン、ミネラルも豊富で優れた健康食品でもあります。バランスのとれた食事とともに、1日に1個は摂取したい食品です。卵を制限されていてどうしても1個食べられない場合は、コレステロールのほとんどない卵白だけを食べるといいでしょう。
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